「なぜ会議が必要なんですか?」
唐突に研修に参加されているNさんから質問を受けました。
2人以上のスタッフが業務を行う際、
スタッフAさんは右足から左足を・・
スタッフBさんは左手から右足を・・
スタッフCさんは右手から右足を・・
毎回違う介助を行えば
一番困る、戸惑う、混乱するのは、利用者さん
もし、認知症の症状をお持ちだったら
記憶障害があるにもかかわらず、忘れた⁉ 理解力低下⁉ ちゃんとできない⁉誰のせい❔
いやいや、スタッフが毎回毎回違うことを指示したり、介助したりしているから。
そんな利用者さんが困るようなことをしないため、
会議があります。
じゃあ、スタッフが集まればいいというわけではありません。
会議をやる前に
最低やるべきことは5W1Hに当てはめておくこと
(いつ)第〇水曜 午後6時~7時
(誰が)フロア2階全スタッフ10名
(どこで)会議室
(何を)議題:利用者Yさんの移乗介助について1つ統一したケアを考える
(どんなふうに)アイデアを一人1つずつ出し合って10個から厳選して実行する
(理由や目的)❶利用者さんが施設内で混乱しないように❷在宅生活に戻れるように等など
これだけじゃまだまだ~
<独自ルールを作成する必要がある>
たとえば・・・
会議スタート時間の厳守よりも「終わりの時間」を厳守したほうが良かったり
1会議1発言 だったり
決定事項は1週間は実施したり
または、最適な介助ベスト3を決定し、ベスト1についてこの2週間実施してみる→結果分析を次回の会議に行ってみたり
進行は施設長(トップ)ではなく、主任(二番手)などが行ってみたり
書記は、ホワイトボードに記載し、それを画像にとってノートに貼ったり
一つのことを決める
そんな簡単なことではないですよね~
しっかり、じっくり、ゆっくり
会議について
考える時間を一緒に持ってみませんか?